家電の赤外線リモコンが誤動作したときに試してみるべきこと

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家庭生活でリモコンを使わない日ってないですよね。テレビ・ブルーレイレコーダー、エアコン・扇風機、空気清浄機、シーリングライト・・・家の中はリモコンで溢れています。
 
ある日、突然テレビのリモコンをチャンネル操作すると、画面が消えてしまったり、何もリモコンのボタンを押していないのに、電源が点いたりする現象が起きました。

こういう時、単純に考えれば本体かリモコンの故障を疑うのが普通ですが、他の赤外線リモコンの電池の脱着をし、しばらく放置していたら元に戻ったので、この経緯をご紹介します。

まず最初に考えるのは本体かリモコンの故障ですよねぇ

現在使っているのは製造年が2011年製の液晶テレビで、つまりこの記事を書いている時点で10年経過している製品を使っています。

次に買うときには4Kチューナー内蔵のテレビを買おうと思いつつ、このテレビでも全く問題なく使っていました。(最近テレビをオンタイムで観なくなっていますし….)

それでも突然、リモコンのボタン(どのボタンでも)を押すと電源が切れてしまい、その他の動作が全くできなくなるのは気持ちが悪いですね。しかも何もボタンを押していないのに勝手に電源が点いたりするのはさすがに怖いです。

テレビ側は今まで問題なく映っていたので、僕は最初リモコンの故障を疑いました。

リモコンを分解して清掃する

リモコンの分解は、危険であったり本当に壊してしまう恐れがありますので、実行にあたっては慎重な判断が必要です。安易にオススメできません。

今回分解してみたのは東芝製のリモコン(CT-90372)です。まず、電池を取り外しマイナスドライバーで溝に沿ってツメの部分を持ち上げるようにして開けました。

このタイプはネジを使わずにツメだけで固定されているものでしたので、分解と言っていいのか分かりませんが簡単でした。

中を開けてびっくりしたのですが、ボタンの表面がかなり汚れていました。確かに長年使っていればいろいろなものがボタンの隙間に入ってくるでしょう。

当初はこれがボタン操作を邪魔しているのではと考え、きれいにすれば治るはずと思っていたのですが…

ボタンはラバー製だったので、水洗いをした後に乾燥させてまた元通りに組み直しました。

リモコン内部を掃除しても変化がなかったと思ったら謎の解決

きれいになったリモコンに新しい電池を入れてボタンを押しても、けっきょく何も変わりません。なにかのボタンを押す度にオン・オフを繰り返すのみです。

大抵のテレビには、「リモコン1」、「リモコン2」といった本体とリモコン間の混信を防ぐリモコン設定があると思いますが、この設定を変更しても変化はなし‥

これは本体がダメになったのかと考えました。確かに10年も使っているテレビはいつ壊れても不思議ではないです。

これは諦めるしか無いと思い、そのときはもうテレビの方はそれ以上何もせずに、部屋の明かりを消そうとシーリングライトの操作しようとすると、今度はシーリングライトのリモコンがうまく作動しません。

スマホのカメラでシーリングライトのリモコンの赤外線送信部を映すと、ボタンを押せば赤く光ります。別に壊れているわけではなさそうです。

結果的にしばらくそのままにして明くる日にテレビをリモコン操作したら、今まで通り「普通に動いた」ということになりました。正直何がなんだか分かりません。

まとめ:突然リモコンが誤動作したら

実際、リモコンの汚れなどで操作できないということもあると思います。でも今回は解決の仕組みの詳細が一切わかりませんでした。

僕の推測では「テレビリモコン以外の他の製品のリモコンが何らかの干渉をしていたのでは?」という結論に達しました。

試しにグーグル先生に「リモコン 干渉」で尋ねてみると、数百万件の結果が出てきます。

以下は僕が試してみた対処法になりますが、要点をまとめてみました。

  • リモコンの電池の残量が少ない可能性があるので、新しい電池と交換してみる
  • 「リモコン1」「リモコン2」(メーカーにより名称は異なることもある)といった本体とリモコンの設定を換えてみる
  • 誤動作する当該製品の本体電源やリモコンの電池を一旦抜いてしばらく放置する誤動作する当該製品以外の赤外線リモコンで操作する製品の電源やリモコンの電池を抜いてしばらく放置する

もしテレビなどの製品とリモコンとの間に誤動作があった場合は、故障と判断する前に念の為に、上記のことを確認すれば問題が解決できる可能性がありますので試して見る価値はあると思いますよ。


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